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ホーム > 暮らしの役立ち情報 > 暮らしのセンスアップ講座 > 夏の住まいを涼しく彩るスダレのインテリア 
暮らしのセンスアップ講座 19

昔から、日本の夏に涼をもたらしてきたスダレ。
天然素材から生まれた優しさはそのままに、時代に合わせて今もなお、進化し続けています。日本が誇る伝統的なこのインテリアを、改めて見直してみませんか?

スダレは「御簾」とも呼ばれ、古くは宮中の調度品として使われるものでしたが、次第に「暑さをしのぐための必需品」として一般にも広がりをみせました。

かつての日本家屋は軒が深く、その先にスダレをかけることで、広範囲の日陰ができました。日陰の部分と外側との間に生じる気温差によって空気の流れをつくり、室内に涼しい風を送り込むというわけです。

最近は縁側のないお宅もありますが、窓の外側に掛けて日よけとして使えば、冷房効率を上げ、省エネにつながります。

障子の代わりに吊り下げた、スダレのシェード。日よけや通風の効果だけでなく、庭と一体化した美しい眺めも魅力的です。

パーティションにぴったりな、天然木のスダレ。空間を新感覚の“和”のイメージに演出します。
また、スダレは巻き上げや取り外しが簡単にできるため、部屋の「仕切り」や「目隠し」として利用されてきました。明治に入ってからは、用途に合わせた「お座敷スダレ」や「夏障子」といった、スダレの技術を応用した新しいインテリアが開発されました。

最近では、窓装飾として「ロールブラインド」や「シェード」、「パーティション」などにも加工されています。いずれも、竹や蒲、葭などの天然素材の魅力や、スダレが持つ通気性などが活かされています。なかには御簾をモチーフに、周りを有職文様の織物で縁どった優美なものもあり、おもてなしの空間に華を添えます。


天然竹のスダレ。格子のパターンがモダンな趣で、様々なシーンに馴染みます。開口部に用いるだけでなく、間仕切りとしても使え、スダレで空間を演出する楽しさが広がります。竹は強靭で弾力性のある性質。古くから日本人の生活空間によく馴染み、機能的にも装飾的にも幅広く用いられてきました。
天然素材から成るスダレの特徴として、「伸縮しやすい」「カビやすい」などが挙げられます。湿度が高いと、生地に使われているヒゴ・スラット・編糸が膨張して持ち上がるため、丈が縮んだ状態になるのです。逆に乾燥すると、収縮して伸びるといった現象がみられます。ホコリが付いた場合は、ハタキなどで払い落とし、決して水拭きはしないでください。

雨のかかりやすい縁側や窓際で使う場合は、カビに気をつけましょう。もし発生したら、ブラシで払い落とし、風通しのよい場所で3〜7日間陰干しを。防カビスプレーをあてるのも効果的です。

この夏はぜひ、スダレで住まいに涼をとり入れ、どこか懐かしくも新しい「和」のインテリアに挑戦してみてください。

スダレの持つ機能性を現代風にアレンジした、ロールブラインド。光を透す木目柄の美しさが、和・洋どちらの空間にもやさしく馴染みます。


協力/井上スダレ株式会社 日本の伝統的な「和風スダレ」をベースに、木と糸が織りなす華麗な「木製スダレ」、天然木そのままの木目を表現した「ブラインド」や「シェード」など、あらゆる商品を、業界では類を見ない規模で成功させている。取扱い商品はすべて室内向け。
http://www.sudare.co.jp/
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