|
二人が毎日過ごす場所だから
二人の満足が大切
落ち着いた住宅街の一角に、壁面の窓の配列が印象的な白い家。インターホンを押すと、二人揃って出迎えてくださったのが、いま大人気のパティシエ(菓子職人)の、サントス・アントワーヌさんと岡田愛さんご夫妻です。
玄関に入ると、1階全体がひと続きの大空間。奥のリビングやキッチンまでが見渡せて、その視界の広さに驚かされます。
「建築家の考えやこだわりで建てた家じゃなくて、自分たちの思い通りに作りたかった」というサントスさん。第一のこだわりは空間の広がりと天井の高さ。そこで柱が少なく大空間向きの工法を選びました。しかし、依頼先から提案されたプランには納得できず、一から自分たちでデザインして、設計士やインテリアコーディネーターのアドバイスを受けるスタイルに。
「仕事が休みの毎週火曜日に必ず二人で家のプランを相談し、オーストラリアやバリなどに旅行して、こんな建て方や間取りがいいとか、このデザインは参考にしようとか、真剣に考えたら1年かかっちゃった」とサントスさん。
「でも家は毎日過ごす場所だし、二人とも家作りに興味があったし、その1年が本当によかった。私たちは何でもいつも二人で決めたり楽しんだりしているしね」と愛さんもニッコリ。
こうして家は05年6月に完成。「この家で過ごしていると、心も体も本当にくつろいで、まるでバカンスに来ている感じ。自分がフレッシュに戻れる」とサントスさんがいえば、愛さんも「そう、私も温泉とか行くのが大好きだったのに、この家に住んでから、あまり出掛けたいと思わなくなっちゃった」というほどなのです。
|